ポスティング費用の計算方法

ポスティングは単価×枚数で料金が決まる

ポスティングは、チラシなどをポストに投函する広告手法です。
チラシ1枚につき、単価設定されています。単価に配布する枚数をかけて、総額を算出する方法が一般的です。ただし、ポスティング費用は他にも複数の要因で価格が変動します。

配布方法で料金が異なる

ポスティングにはさまざまな配布方法があります。一般的なポスティングの配布方法とされる軒並み(ローラー)配布と呼ばれる方法や、高層マンションに配布対象を絞って配布する方法、戸建住宅のみ・集合住宅のみなど住居形態をセグメントして配布する方法、フリーペーパーにチラシを挟み込む方法などです。配り方によって、料金は異なります。
特に軒並み(ローラー)配布は、比較的安価な配布方法として知られています。

配布地域によって単価に差がある

山間部等の配布が難しい地域を除き、全国でポスティング配布の仕組みの整備は進んでいます。都市部と地方では、配布効率に差があります。住居が密集している都市部と、家と家の間の間隔が広く、配布に時間や労力がかかる地方では、配布効率に差があり、効率が悪い地域は単価が高くなる傾向です。
このほか、東京都内であっても、配布エリアが飛び地の場合は割増料金になります。

配布物のサイズや形態で単価が決まる

ポスティングにかかる費用は、配布物のサイズや形態によっても変動します。配布物のサイズが大きければ、ひとりの配布員が一度に配布の際に持てるチラシの枚数は少なくなり、配布効率が低下します。そのため、単価は高くなります。
厚紙で紙が重いケースや、特殊な形状のものを配布する場合も料金が高くなることがあります。

折り加工などのサービス費用

ポスティングの際に、配布員がポストに投函しやすくするため、チラシはA4サイズ以下に加工する必要があります。折り加工を印刷会社で行わなかった場合も、折り加工の機械を所有しているポスティング業者であれば、ポスティング費用に加えて折り加工費を支払い、納品後に対応が可能です。

意外な盲点! 年末年始のポスティング

年末年始にチラシを配布する場合は、割増料金になります。
先に述べたように、ポスティングは単価に配布枚数をかけて料金を算出します。年末年始の割増料金の計算方法も同じです。年末年始は、配布単価がプラス1円、プラス2円のようにアップします。

年末年始の配布単価はポスティング会社に寄って異なりますので、都度確認しましょう。朝日オリコミでは複数のポスティング会社との取引実績があります。お気軽にお問い合わせください。また、年末年始は発注締切日や納品日も特別スケジュールになりますので、合わせてご案内いたします。

配布方法による料金の違い

配布方法

ポスティングは配布方法によって、単価が異なることは前述の通りです。この章では、具体的に配布方法の違いと料金についてご説明します。

軒並み(ローラー)配布

ひとつの町丁目に対して、約70%程度で部数設定を行い配布するのが、軒並み(ローラー)配布です。都市部のポスティングは、一般的に配布期間は部数によって決まります。配布部数が数十万部程度を検討している場合、期間の指定をせず、1ヶ月など長めの期間を確保できれば、単価は安価になります。
例えば、チラシの内容が、セール期間の指定がある内容で、期限までに配布する必要がある場合、配布期間の指定を行うと料金は高くなる傾向です。
地域によっては、配布期間が固定されており、配布開始の曜日が決まっています。配布日が固定の場合は、配布日数は部数の増減に関係なく調整できません。

戸建選別などのセグメント配布方法

ポスティングには、軒並み(ローラー)配布以外にも、配布対象を選別して配布する方法があります。具体的には、集合住宅のみ、戸建住宅のみなど住居を選別する方法や、住民基本台帳や国勢調査を利用して、性別や年齢でターゲットを絞り、特定の地域に配布する方法などです。対象をセグメントするため、単価は高くなります。

高層マンションポスティング

高層マンションポスティングは、都心のタワーマンションを始めとした高級マンションを対象に、PP袋にチラシを入れて投函するサービスです。富裕層がターゲットの商品であれば、効率よくアプローチできる一方、特定のポスティング業者しか対応ができない特別な配布方法のため、他のポスティングよりも高い料金が設定されています。
▼高層マンションポスティング
https://www.asaori.co.jp/blog/other-03

ぽすけっと

「ぽすけっと」は、新聞折込の補完媒体として、新聞無購読世帯を選別し、ポスティングを行うサービスです。30代から40代のファミリー層をターゲットに設定し、分譲マンションを中心に配布を行います。一部地域を除く一都三県で実施しています。都内23区であれば、新聞折込の定価と同単価で配布ができ、B4サイズ一部につき3.4円(税抜)から料金設定されています。
▼ぽすけっと
https://www.asaori.co.jp/service/posting/posket-lp

配布地域による料金の違い

住宅密集地域は配布効率が高く コストが抑えられる

マンションなどの集合住宅が多く、人口密度が高い地域では配布員の移動距離が短くなります。多くのチラシを投函でき、配布効率が向上します。このような地域では、単価は安価に設定される傾向です。

住宅の間隔が広い地域は単価が高い傾向

地方で、戸建住宅が多い地域や、一つひとつの家の間に距離がある場合は、チラシ投函に時間がかかるため、単価は高くなります。

東京都23区での配布費用

具体的な地域で見ると、東京都23区は、A4サイズであれば、条件によりますが、4円台から配布可能です。マンションが多く、配布効率が高いことと、広告物の実施が多く、一度で複数種類のチラシを配布できるためです。

配布物による料金の違い

サイズによる料金の変動

ポスティングの料金は、チラシのサイズによって、料金は異なります。原則として、A4サイズが基準となり、それより大きいサイズは、折り加工を行う必要があります。ハガキサイズなどA4サイズより小さいサイズもポスティングでは多く選択されています。サイズが大きくなればなるほど単価は高くなります。

重さによる料金の変動

厚紙のチラシや冊子、試供品などのポスティングでは、重さで費用が計算されます。配布員が1度に持ち運びのできるチラシの量に応じて、配布効率が変わるためです。

実は危険!? 料金だけでポスティング業者を決めてはいけないワケ

スタッフや管理体制にも注目してポスティング業者を選ぼう

とにかく安くポスティングを配布したいと、料金のみでポスティング会社を選定するのは危険です。研修体制が杜撰で、配布員の管理ができていないため、配布時にトラブルが発生する可能性があります。安さだけに惑わされず、信頼性を重視しましょう。

安心してポスティングを始めるには配布前の事前確認が大切

ポスティングを申込する前に、ポスティング業者の体制の確認が重要です。配布員がGPSを利用しているか、教育体制はどのようにしているかなど気になることがあれば、事前に確認するようにしましょう。
ポスティングについて基本的なことが知りたい方は以下の記事もご覧ください。

▼ポスティングとは? ポスティングについて徹底解説!
https://www.asaori.co.jp/blog/posting-07

ポスティング費用確認の際は、朝日オリコミにお問い合わせください!

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